新時代のセールスは「狩猟」から「農耕」への発展にたとえることができます。「今すぐにでも欲しいと思っているお客を連れてくる」から「そのうち欲しいと思っているお客を連れてくる」への発展です。
狩猟型のセールスは辛くて大変です。どのくらいの収穫ができるかがわからず、辛くて苦しい日々を過ごすでしょう。
農耕型のセールスは楽しいものです。過去の統計からどのくらいの収穫が得られるかを予測でき、撒いた種の質と数に見合った収穫が得られます。あなたはこの農耕型のセールスを行なってください。
農耕型のセールスとは、お客を以下の3ステップで育てるセールスです。
(1)無料進呈によって、興味がある人のリストを収集する。
売りたい商品に関連する小冊子や商品のサンプルなどを、無料で進呈するという告知をすることで、あなたの商品に興味がありそうな人を集めることができます。
告知の方法としてはメールマガジンの発行や、他のメールマガジンへの広告、PPC広告などがお勧めです。ただし、無料進呈のための広告ですので、資金の状態とよく相談する必要があります。
郵送でお送りするにしろ、ダウンロードで提供するにしろ、必ずメールアドレスを入力させるような申込ページにしてください。このメールアドレスに対してメールマーケティングをかけていくのです。
(2) お手ごろ価格の商品を買ってもらい、信頼感を得る。
1円でもお客からお金を引き出したのなら、お客はあなたに少なからず信頼を寄せたということです。0円と1円の差はとても大きいものです。財布の紐をあけさせたのなら「興味があるだけの人」→「お客さま」へと遷移したのです。
小額の商品の値段は一概には言えませんが、1,000円から2,000円が適当でしょう。この金額だと、比較的「払う」という行為に対しては抵抗が少ないのです。
小額の商品とはいえ、売り込みと思われないようにすることが重要です。あくまでも悩みの解消の一つの手段として買っていただくのです。この小額の商品が値段に見合った質であるか、それ以上の質であれば、(3)のステップへの遷移は容易でしょう。
(3) 目的とする商品を買ってもらう。
ここまで来てやっと本来の商品の売り込みをしてもOKなのです。
ただし、目的とする商品を買ってもらったからといって、まだまだ油断は禁物です。少ない予算で大きな利益を得るためにはリピート購入をしてもらう必要があります。新規顧客の獲得コストは、既存客によるリピート購入の倍と言われています。
もし、あなたの商品を3回以上購入してくれたお客がいたのなら、そのお客はあなたのファンになったと思ってかまいません。あなたになら財布の紐を緩めてくれる状態になっています。